自分は自分が出来る最大限のことをしたいと思う

 

 

仲のいいケニア人の友人がガンになってしまい、闘病生活をしています。毎日1500円の薬代がかかるという。(ケニアにも国保はあるけど、入っている人は少ない)親族が必死になってお金を集め、工面している。

 

 

仲のいいマリ人の友人は、服の売り歩きをしているのだけど、先日警察に捕まって5000円も賄賂を払わされた。市場で服を仕入れてそれを売る彼の利ざやは、一日500円くらいだろう。

 

 

コイツなら命預けれる、という友人に四人目の子供ができて、本当に大変らしい。誇り高きソマリ人が無心するのは屈辱に近いだろうが、それでも言わざるを得ない状況にある。(自分の責任だろう、とちょっとだけ言いたい)

 

 

そして今回の西日本災害...先祖代々から受け継いだ家、夢だったマイホーム、大切な家族、友人を失った人々...

 

 

目の前にこういうことがあると、「うーん、出来ることはやんなんきゃな」と自然と思う。ただでさえない金がどんどん減っていくけれど、要は飲み会とか高い食事なんてせずに、その分、送りゃいいんだってことです、僕の場合。(ホントは両方できればいいんだけど、出来ないんだよね)

 

だって2時間で5000円の食事するよりも、そのお金を地方の干ばつで苦しんでいる友人に送れば、一家4人が2週間食べていける。同じお金、どっちが価値があるかは一目瞭然。

 

 

 

金も時間も精神力も、自分が本当に価値を感じることに最大限につぎ込みたい。一生懸命生きるって、そういうことなんじゃないのかな。

 

アフリカに出会ってから、僕はずっと幸せです。

 

 

 

 

 

 

 

 

- comments(0) trackbacks(0)
無事を祈っています!!

 

 

西日本の皆さん、大丈夫ですか!? 

 

的確な情報を入手して、冷静に対処して下さいね!

 

日本なら我慢していれば必ず救助は来ますので!

 

 

こんな声が届くとは思えないけれど、僕は気持ちを強く持っています。

 

被災した方々に一刻も早く心の平穏が訪れる事を心からお祈り申し上げます。

 

 

 

 

 

         current location :Kenya

- comments(0) trackbacks(0)
それぞれのW杯

 

 

 

W杯で日本は負けてしまいましたね。残念だけどここだけのハナシ、僕はアフリカ勢を応援していたので、すでに予選で終わっていました。。。^^; セネガルに来て欲しかったと思っている日本人は一体、何人いるだろう?日本にいたら殺される。。。

 

日本敗退の翌日、近所を歩くと多くの人が声を掛けてくれる。「惜しかったなぁ!強豪相手に良くやったよ!」「イヌイのあのプレイは良かった!」と僕よりよっぽど詳しい。そう言えば点が入る度に興奮して電話をくれる友人までいた。

 

試合はあまり見てなかったけれど、終了後の選手の会見は全て見た。それぞれの表情、喋り方、そして選んだ言葉が、ここまでの凄まじいプレッシャーと経緯、今の気持ちを伝えてくれる。食うか食われるかの中で勝ち残って来たアスリートの言葉は、正直試合結果よりずっと興味深い。

 

スポーツは(そして写真は)、ほとんど結果が全てとなり、他のことは忘れられる。でもあそこにいた誰もが皆、正に血を吐く様な努力をして、たどり着いている。他人の努力は見えにくい。言うまでもなくスポーツは勝ち負けを競うものだけど、本当は選手の心の強さ、高さを競ってるんじゃないか、と感じさせられました。美談かもしれないけれど。

 

 

写真の面白いところは、目に見えるものだけではなく、目に見えないものを、写っているかの様に見せることが出来ることだと思う。(叩きつける様なダイレクトな視覚的イメージではなくて、じんわりと伝わるような、見る人に想像をかき立てるようなイメージ、ということです)

 

あの心の強さを、どう写し込むことができるだろうか?自分の世界観が弱くなっている今、選手の会見を見て、それぞれの生きて来た世界の厳しさを痛感させられた、今回のW杯でした。(まだ終わってないって)

 

 

 

 

 

    

          Kenya

 

 

 

 

                      

                              Ethiopia

 

 

 

 

     

          Ethiopia

 

 

 

 

     

         Guinea

 

 

 

                 

                      Kenya

 

 

   

 

                   

                        Kenya

 

 

 

 

      

         Kenya

 

 

 

 

     

        South Africa

 

 

- comments(0) trackbacks(0)
ま、いいか

 

 

 

ただ今、編集真っ最中です。カメラマンという仕事は現場で走り回った後は、ひたすらパソコンに向かって引きこもるという、何とも極端な仕事です。(膨大な量からいいカットをセレクトし、丁寧に補正していくので大変時間がかかる。でもフィルムで撮影していた時は、暗室のくらーい中にいて、あれもつらかった。モノクロを極めている人は本当にすごい)

 

 

で、写真セレクトしている時に必ず感じるのが

 


      「あぁ、あれがない。。」

 

     「何でこう撮ってんの!?違うだろっ!」

 

 

です。現場でいる時は常に心を落ち着けて、頭をフル活動させて、あらゆる構図と瞬間を狙っているのですが、どうしても、どうしても終わった後は

「あぁ。。。(落胆・消沈)」となってしまいます。

 

 

これは大変つらい。何度やってもつらい。僕は元来、楽観的で気楽な人間なので「まーしょうがないよね、いっか」という場面が大変多いのですが、仕事にだけはこの言葉は使いたくない。「何がしょうがねーんだよ、オメエの責任だろ」となります。

 

 

反省してる自分に酔ってるほど暇ではないので、どうしたらいいか考えると、結局今やってる「撮影後、出来たこと・出来なかったこと(なぜ出来なかったのか)リスト」を常に見返して、反省を心に焼き付けて次に向かうしかない。積み重ねしかない。

 


ずいぶん前だけど、自分としては決定的な失敗をして「こんなんじゃお金は頂けない」と辞退したことがあった。今思うとあれは勘違いのプロフェッショナリズムだ。本当に出来る人なら「すみませんでした!!!」って相手がビビるぐらいの勢いで謝罪して、次の機会で3倍に返していると思う。(でもフリーは一回でも失敗すると「次」がないからこわい。Yes,カメラマンに次はない)

 

 

結果が勝負だよ。プロセスは自分にだけ、意味がある。自分にしか意味がない。

 


人間性も生き方もガラクタに近いけど、仕事だけは「最高のプロフェッショナル」と呼ばれる人間でいたい。いやー遠いっす。

 

 

 

 

      current location : Kenya

 

 

 

 

 

 

ちなみに、クライアントはその時、ミスに気が付いてなかった。あの時のギャラは今の全財産より多い。人生に「もし・たられば」はない。。 

 

あぁ!もしあの時もらっていれば...! もし2年前にビットコインさえ買っておけば...!!

- comments(0) trackbacks(0)
ソマリランドの写真が新聞に掲載されました

 

 

 

 

4月に行っていたソマリランド(ソマリア北東部にある未承認の独立国家)で撮影した写真が新聞に掲載されていました。

 

 

       

 

 

 

 

 

 

 

ソマリランドは25年以上混迷状態にあるソマリア国内にありながらも、治安を保つという、僕からすると奇跡的な「国家」です。

 

ただ国際的未承認という立場なので、国際的な融資や支援は全くなく、資源もないのに果たしてどのように国家財政を保っているのか?統計上は家畜輸出と港湾の税金がバックボーンとありますが、とてもそれで賄っているとも思えず、、、調べてみると多くの人は海外に在住する親族からの送金で暮らしているようです。

 

 

更に現地通貨の価値が低く、100ドル換金すると片手に持ちきれない札束が出され、買い物には大変不便です。(子供の時の大金持ち気分が味わえます) そのような背景からか、携帯を使ったモバイルマネーが大変普及しており、その現状を撮ったストーリーです。

 

通信社から配信された写真なので、他の新聞にも使われているかと思います。

 

 

よろしくお願いします。

 

 

 

 

           current location:Kenya

- comments(0) trackbacks(0)
パートナーget!

 

 

 

ノラ猫にエサをあげていたら、居着かれてしまった!すごいありがちですよね。日本、特に東京みたいに地面が少なくて人口密集地帯では、猫が増えて地域問題になりますし、ケニアでもちゃんとしたアパートはペット禁止なのですが、私はローカルなところに住んでいるので、大家も隣人もほっておいてくれる。「ネズミがいなくなっていい」という声も。

 

 

動物は基本的に好きだし、なぜか好かれるんです。帰宅するとにゃーにゃー鳴いてくるのは可愛い。

 

でもこれはちょっとリラックスし過ぎですよね。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 


まぁネコにはネコ人生の辛酸があるに違いない、と思う今日のこの頃。

 

そういう自分も「もう二度と、こんな人生は送りたくねぇ」と思えるような生き方をせねば、と思わされます。

 

ちゃんとネズミ取ってこいよ、あとネギ畑にフンするなよー

 

 

 

 

 

            current location: Kenya

- comments(0) trackbacks(0)
集中力

 

 

ケニアにいて一番よく頂く仕事内容はセミナー、シンポジウム、会議、そしてパーティの撮影です。これらは何が起こるのか事前にわかるし、危険もないので撮影しやすいと言えばしやすい。事前の準備(打ち合わせ、下見、機材チェック、そして体調管理)を心がけておけば、まず大丈夫。

 

何より何十回とやっているので「集中さえしていれば、自分はミスはしない」という確かな気持ちがあるのです。

 


でも逆に言うと「集中していないと、ミスをする」んですよね。先日も大きなイベントの撮影を承ったのですが、我知らずちょっと別のことが頭にあって、最初の1時間は全く感覚が合わず大変でした。

 

 

露出がバシッと合わない、手ブレが多い、次の瞬間を読んだ一歩目が遅い、イメージが明確に浮かばない、カメラとうまく仲良くなれていない、というような感覚が出てしまい、持ち直すのに大変でした。

 

焦りは焦りを呼ぶので、こういう時は冷静に、何が悪いのか客観的によく見て、丁寧に補正していきます。ストライクの入らないマウンド上のピッチャーに似てるかもしれない。幸いその後はうまく乗れました。

 


その昔(いや、数年前だったかな)バイト情報誌を読んでいたら、あるプロレスラーがインタビューで「仕事っていうのは全てプロフェショナルなんだ」と言っていた。言い訳してるような人間はもはやプロではないので、言い訳の材料になりそうなものは全て排除していくよう、いつも日常で心がけています。

 

 

よく「心技体」と言いますが、カメラマンには「体・心・技」です。体調が万全だと気持ちも落ち着いて集中力が生まれ、持っている技術を出し切れる。だから常にベストコンディションを保てるように、体力にも食事にも睡眠にも、気を配る必要がある。ついでに物質的にも不必要なものはなくなるので、僕の部屋にはいつも何もない。

 

 


あまり余計なことを考えず、頂いた仕事、目の前にある仕事に集中して、一生懸命やっていく。ただそれだけです。でもこれってなんか馬みたいだよね。

 

 

 

 

 

 

 

             

 

 

 

 

 

                      current location : Kenya

- comments(0) trackbacks(0)
<back to Nairobi>

 

 

 

先日ナイロビに戻りました。撮影してきた写真は理由があって今、ここではお見せすることができないのですが、いい発表が出来るよう、努力して参ります。

 

 

ケニアに戻って現地用のSIMカードに入れ替えると、すぐに地方に住む友人から電話がある。

 

「どこに行ってたんだ!」

 

うっかり留守にするのを伝えそびれていた。ケニア人は特に用事がなくても定期的に挨拶の電話をくれる人が多い。この時も「で、元気か?そうか!じゃな!」で切れる。

 

 

この1ヶ月の間に何十回とかけてくれたのだろう。こういう人がいると「自分は恵まれているな、幸せだな」と思います。現地の人に受け入れてもらえること、仲間として見てくれること、大事に思ってくれること。外国にいて一番嬉しいのは、それだと思う。(同じく近所を歩いていると「おぉ!タケシ!」と呼び声が掛かり「やろうぜ!!」と気合満点に合法ドラッグが自動的に出てくる)

 

こういった美しい人々ともいずれ別れが来るのかと思うと、つらくもあるが、感傷的になっている暇はありません。

 

 

そして撮影で思ったよりお金を使ってしまい、気がついたら残りの全財産がラクダ一頭やっと買える程度と判明しました。余裕かましている場合じゃないです、ホントに。。。

 

 

こういうことを言うと「お前、不安定な自分に酔ってるんだろう、カッコイイとでも思ってんだろう」と言ってくれる人がいるのですが、年中馬券握りしめているようなおっさんがそんな風に思うはずもなく、僕だってもっと収入を上げなきゃ、生活を向上させなくちゃとは思っています。ただ生きることに関してstruggleしていたい、といつも思います。

 


残された時間と資金で、尽力して参ります。よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

     

          

      

 

 

 

    訪問国の家畜市場                10頭ください

   

 

- comments(0) trackbacks(0)
out of Kenya

 

 

 

本日より1ヶ月ほど、移動の多い日々となりの、おそらくこのつたないブログもしばらく更新できないと思います。

 

皆様、またお会いできますことを。

 

- comments(0) trackbacks(0)
<皆様、おかげ様です>

 

 

先日、10年以上アフリカでお世話になっている方と久々にお会いし、話をしていました。例によって昔話や第三者の話をしているうちに気が付いたことは、自分の周りの人間関係も随分変わっているんだなぁということです。

 

仲の良かった人がいつしか離れ、時に拒絶され、新しい人に出会い、違った関係になり。。。なんだか川面を眺めているような気持ちになりました。「ゆく川の流れは絶えずしてしかも元の水にあらず」とはよく言ったものです。

 

 

人間関係というのはヤジロベエのようなものだと思う。本当に、木の葉が揺れるような些細なことでバランスを崩す。僕はできることなら誰に対しても(子供にも物乞いの人々にも)敬意を持って接したいと思っているし、人付き合いも大切にしたいと切に願っています。

 

 

ただ反面、自分は自分の目指している人間性と生き方を貫くことが最上であって、それをどう評価されるかということは別の側面にあると考えています。ハッキリ言えば、嫌われるのを厭わない。万人受けするラーメン屋は存在しないし、精神の鋭利さが心地よい環境から生まれることはない。

 

要は不義理、不誠実を働かなければ、あとはあちら次第、と思っている。自分が恥ずかしくなるようなことだけはしたくないですね。

 


「失うものがない」という恐るべき強さを持っている僕が唯一大切にしたいのは、僅かな人がくれる「信頼」とも言えます。

 

 


ちなみに僕は「川の流れのように」が大っ嫌いです。どちらかというとゴムボートで遡ったり、ムダにダム作ったり、でっかいブロック投げ込んで波紋見たり...その方が楽しいですよね^^

 

 

 

 

 

 

  

 

    ナイル河

 

 

 

                

 

    南スーダン

 

 

  

 

  ジンバブエー南アフリカ国境の河

 

 

 

 

  

 

   コンゴ河


   

 

  

 

   コンゴ河

 

 

   

 

  コンゴ河

 

 

 

           

 

      ニジェール河

 

 

 

 

*****
補足)


)榲は「昔話と第三者の話」が苦手です。常に今の自分に集中していたいからです。

 

∈廼瓠▲吋縫⊃誉治家に振り回されて、他のアポのドタキャンが続いてしまい、大変反省しています。皆様、すみませんでした。

 

 

K佑琉Δ垢戮友人カメラマンは、ヤジロベエだなんて生易しいことは言っておらず、自分の写真を巡って出版編集者と対立しまくり、ついには売り込む先がなくなったというツワモノがいます。そういう僕も少しだけ心当たりがある。

 

「おととい来やがれっ」という姿勢は大好きで、実は行けなくなったのは我々だったりする。

 

 

 

 

- comments(0) trackbacks(0)
| 1/7 | >>


Log in | RSS1.0 | Atom0.3 |