集中力

 

 

ケニアにいて一番よく頂く仕事内容はセミナー、シンポジウム、会議、そしてパーティの撮影です。これらは何が起こるのか事前にわかるし、危険もないので撮影しやすいと言えばしやすい。事前の準備(打ち合わせ、下見、機材チェック、そして体調管理)を心がけておけば、まず大丈夫。

 

何より何十回とやっているので「集中さえしていれば、自分はミスはしない」という確かな気持ちがあるのです。

 


でも逆に言うと「集中していないと、ミスをする」んですよね。先日も大きなイベントの撮影を承ったのですが、我知らずちょっと別のことが頭にあって、最初の1時間は全く感覚が合わず大変でした。

 

 

露出がバシッと合わない、手ブレが多い、次の瞬間を読んだ一歩目が遅い、イメージが明確に浮かばない、カメラとうまく仲良くなれていない、というような感覚が出てしまい、持ち直すのに大変でした。

 

焦りは焦りを呼ぶので、こういう時は冷静に、何が悪いのか客観的によく見て、丁寧に補正していきます。ストライクの入らないマウンド上のピッチャーに似てるかもしれない。幸いその後はうまく乗れました。

 


その昔(いや、数年前だったかな)バイト情報誌を読んでいたら、あるプロレスラーがインタビューで「仕事っていうのは全てプロフェショナルなんだ」と言っていた。言い訳してるような人間はもはやプロではないので、言い訳の材料になりそうなものは全て排除していくよう、いつも日常で心がけています。

 

 

よく「心技体」と言いますが、カメラマンには「体・心・技」です。体調が万全だと気持ちも落ち着いて集中力が生まれ、持っている技術を出し切れる。だから常にベストコンディションを保てるように、体力にも食事にも睡眠にも、気を配る必要がある。ついでに物質的にも不必要なものはなくなるので、僕の部屋にはいつも何もない。

 

 


あまり余計なことを考えず、頂いた仕事、目の前にある仕事に集中して、一生懸命やっていく。ただそれだけです。でもこれってなんか馬みたいだよね。

 

 

 

 

 

 

 

             

 

 

 

 

 

                      current location : Kenya

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