買い物と氷山
トイレで回し蹴りの練習をしていたら、誤ってタンクのフタを蹴り上げて粉々にしてしまった。敵を粉砕するつもりでやっていたのに…みなさん、やはり場所は選びましょう。というわけでフタを買いに来た。

恐るべきことに、ケニアでは中古の便器やタンクが市場で堂々と売られている。


                       



フタだけも売っていて、ありがたし。

でもこんなの日常的に買う物じゃない。一体客なんているの?聞いてみた。

久「商売はどう?」
男「悪くはないよ(←訳し方によっては「まぁまぁでんな」)になる」
久「どれくらいの客が来るの?」
男「そりゃそれぞれさ」(ごもっとも)
久「ところでこれらは中古なの?」
男「中古と新品、混ざってるよ」


何となく街中の店にも行ってみる。



                         



ここは一応「専門店」という感じだが、希望の商品を出してもらうと「いかにも中古です」に見える。店の人は新品と言うのだが。

余談だけど、ケニアで生活していると、よくも悪くも物事や人の言うことが「おおらか・大雑把・テキトー」なので(僕はそれが好きなのだけど)、時に自分の見たものしか信じなくなる。

ただ、人が見える現実(=事実)というのは常に巨大な氷山(=真実)の一角であって、見えていない部分の方が遥かに大きい。


                                        



それなのに僕はそれがすべてと思ってしまう。(ひょっとしてこのフタも本当に新品で、ただ倉庫で眠っていただけかもしれない)


目に見えるものを当たり前と思わず、その裏その向こうにあるものを想像し、見つめ、、写し出す。そんな仕事をしていきたいなぁと思います。トイレのフタから壮大な話になりましたが、まずはもう壊さないようにしよう。ちなみに値段は約1500円、他称新品です。






 
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