<ひとり春闘開始>

 

 

 

1月です。春です!日本の皆さんがコタツでぬくぬくしていようと、コートの襟を立てていようと、暦の上では春なのです!

 

 

「ナイロビは一年中 春」と言ったのは故・水野富美男画伯ですが(僕も大好きな画家です)、ナイロビの気候は大雑把に言えばもう雨期と乾季だけ。

 

すなわちここナイロビも今は春なので、私は春闘を始めました。と言っても賃金値上げ交渉ではなく、家賃値上げ反対運動です。

 

 

通常、アパートの家賃は大家の意向一つで「来月から何%上げますよ。つきましてはヨロシク」という強制的なものですが、私の部屋は長屋なので、同じ敷地内に住む大家(インド系、60代の女性)を含む隣人との距離は、物理的にも心理的にも異常に近い。(なんせ魚を焼くとすぐに苦情が来る)こう言った連係あるコミュニティに上から大上段の一方的通告は通用しない(と信じている)。

 

 


以下が春闘日記です。

 

 

 

大家「タケシ、そろそろ家賃を1000ksh(約1200円)上げようと思うの」


久野「何言ってんの!? 1年前に500ksh上げたばっかじゃない」
 

 

「だって最近の物価上昇を知ってるでしょう。また小麦粉も上がって」


「そんなの僕だって一緒だよっ!オレを苦しめる気かいっ」
 

 

「だってあなた、政府系機関での時々写真撮ってるって言ってたじゃない」
 

「そんなのとうにないよ!(注:Jの付く巨大組織の皆様、よろしくお願いします) 僕の収入なんて普通のケニア人とおんなじだよ」
 

 

「またまたそんなこと言って」


「大体、考えてもみてよ、僕くらい、いい入居者はいないよ。僕は売春婦も連れて来ないし、友達呼んで大騒ぎなんかもしないよ!(大家の息子は週末によく騒いでる。そういう僕もよく参戦する)」
 

 

「...」
 

「次にこんないい人が入るとは限んないよ、まぁもう少し待とうよ、スワヒリ語でもharaka haraka haina baraka(急げばまわれ)と言うじゃない。そのうち世の中も良くなるよ」

 

 

 

こんな感じの会話を3日おきにしては、のらりくらりとかわす。今回はしのげたゾ、しめしめと思っていると、敵もさるもの、矛先を変えてくる。

 

 

「アンタもずっと一人暮らしで、ちゃんとしたもの食べてないでしょう」

 とインド料理を差し入れてくるのだ。

 

 

 

                   

 


 

 

僕は甘いものは苦手なのですが、こういう心理的甘味には引っかかりそうになる。うむむ。。。

 


「アメとムチ」に屈するな!オレを甘く見るなよ!.....ブツブツ言いながら、ガツガツ食べています。

 

 

春の闘いの末、どうか御期待を!

 

 

 

 

 

             

             お花見でもしたいなぁ(ナイロビ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

         

      火の車で首が回らないじょ

 

 

 

 

 

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ただ自分のしたことと、しなかったことだけを見よ

 

 

年末年始にかけて、正に

 

「太陽(てぃだ)ぬ上るまでぃ舞い遊ば」(太陽が上がるまで舞い遊びたい)=琉球言語です と遊び呆けていたら、2週目から途端にやるべき事が押し寄せて来ました。やればやっただけ成果があるというわけではないですが、少なくともサボった分は確実に自分にはね返ってくるのがフリーランスです。すげぇ焦りながら一人っきりで今年も仕事をしています。

 

 

 

   「ただ自分のしたことと、しなかったことだけを見よ」

 

 

仏教用語らしいのですが、素敵な言葉だなぁと最近、心に置いています。

 

上を見たらキリがない。周りを見ても意味がない。常に自分の事に集中して参ります。皆様、良いスタートとなっています事を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     

                   

 

   沖縄のヒミツ基地。昨年、3週間ここで巨大魚を狙ってました。楽しかった...

 

 

 

 

 

 

 

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謹賀新年 

 

 

 

明けましておめでとうございます。今年の意識は

 

 

 

      「誠実」と「挑戦」

 

です。

 

 

ちょっとでもビビってたら喝入れてやって下さい。

 

 

本年もよろしくお願い致します。

 

 

 

 

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<2017 総括 本年もありがとうございました>


今年は途中から「うーむ、もう少し書くか」とこのブログをつけることにしました。

 

 

通常、カメラマンのブログとは自分の成した仕事や成果だけをアップします。それはもちろん、新しいクライアントを惹きつけたり、次の仕事につなげるためなのですが、こんなブログを続けていると仕事が来るどころか、遠のくのは目に見えています。

 

 

自分でもなんでこんな文章を書いているのだろう?と、ある時考えてみました。

 

自分を見てもらいたいため?関心を持ってもらうため?文章の練習のため?

 

 

色々あるのですが、一番の理由は「自分を打ち崩していくこと」です。

 

 

僕は一人でいることが圧倒的に多いので、考え事をしたり、それを整理したり、意識を鋭くしたりする時間は十分にあるのですが、ある時「これって実は自分の世界を狭くしているだけなんじゃないだろうか?深くしているつもりで、実は固くなっているだけではないだろうか?」と考えたんです。

 

 

身体だけでなく、思考や感覚も、放っておくとドンドン固くなります。

 

 

自分ではそれを「確固たる世界」と思っていても、ハタから見ればただ頑固なだけなんじゃないか。芯のあるしなやかな強さって何だろう、どうすればいいんだろうって考えたんです。

 

 

それはやはり「自分を打ち崩しながら、同時に自分を創ってゆくこと」であり、不特定多数の方々に話しかけることで、何かその一手段にならないかなと思ったんです。

 

 

 

     ー気付かせることが唯一の強さだー

 

 

偉大な写真家が言い残しましたが、僕はここで、僕自身に気付かせることができたら、と思っています。

 

 

 

もう一つは「自分を能動的に見てくれる人に、何か少しでも、もたらすことができたなら」という思いです。

 

 

僕は30年以上日記を付けていて、小学生の時から、漫画でも本でも、好きな言葉や引っかかった文章をメモしていました。

 

 

ブログはFBとは違って自分で訪ねなければいけないものです。

 

 

忙しい日々の中、本当に僅かな人数ですが(コワイのでアクセス回数は見ていない)、誰かがこのサイトの言葉や写真で、何か感じ考えることがあるとしたら、そしてそれが次に繋がってるくれることがあるとしたら、それは素敵なことなんじゃないかなと思うわけです。

 

 

ただそういったことは自分で思っているだけで、どう伝わるか、どうとられるかなんて人次第なので、まぁ来年もムリのない範囲でやって行こうと思います。

 

 

本年もありがとうございました。このサイトを開いてくれた全ての皆様に、素晴らしい一年が待っていることを望んでやみません。新年もどうぞよろしくお願い致します。一生懸命やっていきます。

 

 

 

 

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<2017 総括◆

 

 

今年、一番嬉しかったことは何ですか?

 

僕は「優しいですね」っていうのを、別の言い方で言われたことです。知人がぼそっとつぶやいた言葉で、その時は「世界にはこんな見方をする人がいるんだ」と驚いただけでしたが、いま思い出すと、素直に一番嬉しかったです。

 

 

今年、一番つらかったことは何ですか?

 

僕は友人を二人亡くしたことです。「明日、癌になる」(そうなっても驚くことのない気持ちで今を生きていく)という気持ちを強くしました。

 

 


経験を糧に、少しでも強くてやさしい人間になりたいものです。強く意識していると、少しだけ物事は前に動くんですよね😃

 

 

 

 

******

 

 

余談ですが、以前、某有名メディアの特派員の方が、凡ミスした現地職員に「オメェ、甘ぇよ!」と言おうとして「You are Sweet」と仰ったそうです。 (響き的には「あなたって優しいのね♡」になります)

 

 

げに世の中は広きなり。人は美しいなぁ(^〜^;)

 

 

 

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<2017 総括 

 

 

今年もあと数日となりました。日本の街は年始に向けての熱気と寒風が混じり合い、TVをつければ10大ニュースと音楽特番とくるでしょうが、ここケニアは乾燥トマトが作れそうなほど太陽が絶好調です。

 

そんな中、近所の友人に「ようよう」と会えば「今年もあと少しだな」とか「今年のオレはこんなんだったよ」なんて話は350%なく、年中変わらずしょーもない話をワイワイ話しています。

 

やはり熱帯地方の人間は大らかでのんきなのか、ただの類友なのか。いずれにせよ、僕のような極楽トンボはほっとくと更に羽が増えて飛んで行くだけなので、ここはおごそかに、今年を振り返りたいと思います。(項目別)

 

 


<経済> これはもう大文字で一言、もっと頑張りましょう いやー親に見られたら大目玉喰らう通信簿です。仕事の依頼を含め、多くの方に助けて頂いています。個人的には貯蓄観念や損得勘定は無用と考えています。

 

 

<体力> 毎年帰国した時に体力測定をしているのですが、お陰様で44年生きていて今が一番身体的に優れています。ただ人間の体は心と同様、とても繊細で壊れやすいものなので、常に管理しつつ、ベストコンディションを維持するようにしています。

 

 

<人間性> これは僕ではなく、僕に向かい合ってくれた全ての人が判断することなので、何とも言えません。ただ自分が求めているイメージは常に追求はしてきたつもりです。「義に過ぐれば固くなる」(義理や人情を重んじると融通が効かなくなる)と言ったのは伊達正宗ですが、なかなか体感する一年でした。重ねてですが、見る人(立場)によって評価は全く異なります。

 

 

<仕事> これはもう一言、「大失敗」 本当にダメでした。常に新しいものを体得しようとしているので、純粋な撮影技術や新しい構図をつかむ能力は上がっているのですが、「カメラマンとしてのスピリッツ」は大幅に下がりました。自分のことは自分が一番よくわかるし、言い訳は無用。狙ってたグラントは全てダメで、プロセスも結果も、お話にならないものでした。

 

 


全ては上げようとしなければ、下がる一方です。まだ大丈夫、少なくとも現状は維持できていると思っていても、グライダーと同じで実際は下がっている。もっといえば現状維持自体が下降なわけで、下がってくるものを上げようとしているのだから、相当の負荷(行動)を加えないといけないという思い(危機感)は心の底にまで浸透しています。

 

 

フリーランスは誰かがアドバイスしてくれるわけでも、補正してくれるわけでもありません。来年と言わず今も、この後の生涯すべての日々、常に補正していこうと思います。 (to be continued)

 

 

 

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干支

 

 

海外にいると当然ですが、平成年号や干支は日常的に使いません。年賀状を書くためにふと、来年は何年だっけと見ると、戌年なんですね。

 

「自分を動物に例えると何になりますか?」という面接質問があるらしいけれど、僕は自分が野犬だと思っているので、来年はいいことがありそうです。

 

 

ご存知でしょうか、ケニアの犬(都市でなく田舎やサバンナにいるヤツ)は生きているヤギに飛びかかるんです。最初見た時、すげえな、カッコいいなと思いました。

 

で、そういう潜在意識ってやっぱ表に出ちゃうのか、たまにケニア風焼肉を食べに行くと僕に骨をくれる人がいるのですが、あれは傷付くのでやめて下さい 笑(って、ナイロビにいる人がこのサイトを見ているとは思えませんが…)

 

 

 

今年もあと少し。いいことがありそうだ。来年はもっといいことがありそうだ!

 

 

 

 

 

 

 

 

          

        じゅぅ〜 たまに食べると美味しいんだよね

      

 

 

 

              

          街のお肉屋さん

 

 

 

 

 

 

                                          

        動物園でライオンの餌を用意する人。おんなじですね

 

 

 

 

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母上へ お誕生日おめでとうございます

 

 

こんなものがあるなんて300パーセント知らないから、こっそり伝えておきます。お誕生日おめでとう。

 

 

老後の計画をぶち壊しにしていて、本当にごめん。好き勝手にさせてくれて、本当にありがとう、おかげで僕は幸せです。

 

電話や手紙じゃいつも素っ気なくしていますが、感謝しています。仕事でしっかり返しますよ。

 

せめてもの誕生日プレセントとして、送ります。苦労した分、長生きして下さいネ。

 

 

 

 

ケニアの辺境より 残った精一杯の人間愛を込めまして

 

 

 

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久しぶりに水のある乾季

 

 

こんにちは。ケニアは今、夏真っ盛りといった感じで、暑いのが好きな僕は心身上がります。(タダでさえ調子ノリなのに...自重したいと思います。ちなみに日本の夏も大好きです)

 

 

多分政府が意図的にやっているのでしょう、乾季になると地域によって(要は経済順に下から)断水が増えて、僕の住んでいるところは直撃するのですが、今年は珍しく断水が少ない。こんな時ほど水の有り難さを忘れないようにしたいなぁとゆるく考えています。

 

 

 

というわけで、水特集

 

 

 

 

 

 

     

     シエラレオネ

 

 

 

 

 

 

       

       ケニア

 

 

 

 

 

      

                    DRコンゴ

 

 

 

 

 

      

      マリ

 

 

 

 

 

      

       ソマリランド 雨季でできた池の水は貴重

 

 

 

 

 

           

            ソマリランド 乾季は川の底を掘る

 

 

 

 

 

        

          ケニア  水は重いので転がします

 

 

 

 

 

 

       

        マリ 水供給の時間は過ぎてしまったかな

 

 

 

 

 

 

        

         ケニア 南京錠でロックできる蛇口は一般的

 

 

 

 

 

 

 

 

           番外編 こんなこともやってたなぁ。。。

 

 

 

 

 

 

 

     

 

 

 

 

  そりゃ病気にもなるよ。でも追い込まれたら今でも普通にやります。

         

 

 

 

 

 

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<最近嬉しかったこと>

 

 


ナイロビの街をランニングしていたら、ふと同走する車の中から、サングラスの似合うニイチャン(もちろんケニア人)が満面の笑みを浮かべながら、

 

 

「Lets go!  Lets GO!!  LET'S GO!!!

 

 

と拍手と共に送ってくれたこと。真っ白の歯が印象的で、何だか映画みたいだった。

 

 

僕も、そんな風に自然に人に声を掛けたいなぁと思いました。東京でアフリカ人がランニングしていて、そんな風に声かけてくれるかな。頭に来ることも多いけど、僕はケニアの人が大好きです。本当にありがとう。おかげでタイムも良かったです。

 

 

 

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