<最近嬉しかったこと>

 

 


ナイロビの街をランニングしていたら、ふと同走する車の中から、サングラスの似合うニイチャン(もちろんケニア人)が満面の笑みを浮かべながら、

 

 

「Lets go!  Lets GO!!  LET'S GO!!!

 

 

と拍手と共に送ってくれたこと。真っ白の歯が印象的で、何だか映画みたいだった。

 

 

僕も、そんな風に自然に人に声を掛けたいなぁと思いました。東京でアフリカ人がランニングしていて、そんな風に声かけてくれるかな。頭に来ることも多いけど、僕はケニアの人が大好きです。本当にありがとう。おかげでタイムも良かったです。

 

 

 

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TVの代わりに触れられる名著

 

 

僕の部屋にはTVがありません。語学の勉強にもなるし、仕事上あった方がいいのだけれど、学生時代からずっとそうだったので、自分としてはもうそれが自然なことなのです。

 

遥か昔、東京のテレビ局で映像の仕事をしていながらTVを持ってないことを先輩につっ込まれ、「別に必要ないですからね」とのたまったけれど、ないものはない。(今思い出すとなかなかスゴイ発言だなぁ。噂は一瞬で広まり、一番下っ端なのに「武闘派のクノ」と揶揄されました)

 


TVはないし、夜PCを見るのも好きではない。代わりに出来ることは読書です。特に夜、外出していない時はその機会ですが、よく枕元に置いていある本があります。

 

 

  「地雷を踏んだらサヨウナラ」(講談社)

 

 

カメラマンの間ではとても有名な本で、ずいぶん前だけど映画にもなったのでご存知な方もいると思います。1970年代に26歳で他界したフリーカメラマン・一ノ瀬泰造さんの日記と書簡を元にしたもので、2時間で読める文庫本だけど、著者の人間性と生き方が丸出しのこの本は、心に響く言葉が多い。とにかく一ノ瀬さんは突っ込んでいくカメラマンで、映画でもドラマチックに表現されていた。

 


日本人は性急な死に対する美学を持っていると思う。それはたぶん江戸時代の武士道から来ているのだろうけれど、本人の意思とは関係なく、夭折は時に「燃え尽きた」という言葉に言い換えられてしまう。この一ノ瀬さんももし、26歳で亡くならなかったら、こんな風にヒーロー視・伝説化されることはなかったでしょう。そんなことより何より、本人は生きていたかったに違いないと思います。

 

 

 

それでもなお、モーツァルトやシューベルトと同じく、その対価は自立した現象として今も生きている。少なくともここに。

 

 

理由があって20年以上コレクトしていた本(そのほとんどはアフリカに関するものとドキュメンタリーだった)を全て捨ててしまったけれど、この本は今も僕の手元にある。本との出会いは人との出会いと同じだ。他者が何と言おうと、どう思われようと「オレはこう生きたいんだ(文句あるか!)」という姿勢を今も見せてくれる、素晴らしい本です。

 

 

そして同時に、100mダッシュで人生を駆け抜けるのもいいかもしれませんが、願わくばマラソンランナーのように、自分のペースで懸命に生きていくのも、素敵なのではないでしょうか。

 

          

  

 

                                           

 

 

 

 

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Not Any Moreですか…

 

 

闘うクリスマスを目指して室内サンドバック計画を立てていたのですが、部屋の設計上、ほとんどベッドの上に設置するしかない状況と判明しました。(要は狭いだけ)

 

そうすると毎朝・頭突きの練習もできるという利点もあるのですが、別にジダンになるつもりもないし、何だか毎晩・臥薪嘗胆みたいなので、泣く泣く断念しました。それにこの部屋で体を振り回すと、数日中にはカメラを蹴り上げてしまうのが目に見えています。

 

 

あぁ悔しいと外に出ると、灯台下暗し。そこには輝くまでのテラス(というとカッコいいですが、コの字型の貧困住宅の真ん中にある共同水場。江戸時代の長屋を思い出して頂くとわかりやすい)が目に飛び込んできた。

 

 

 

 

              

 

           (写真はイメージです)

 

 

 

 

 

ここだっ!と勢い勇んで大家(インド系、60代、女性)に相談すると、曰く

 

 

「タケシ、お願いだからもうこれ以上バカなことは言わないで…(はぁ)」と頂きました。

 

 

オレ、何かやったのかなぁ...マッタク自覚がないのですが、人生まだまだだと、自分を奮い立たせています。

 

 

 

今日から12月。皆様にとって素敵な師走になりますこと。ケニアは青空が晴れ渡り、美しい北海道の夏を思い出しています。

 

             

 

 

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X'masプレゼントに欲しいもの!

  

 

 

     サンドバックが欲しいっ!!!

 

 

欲しいというか、必要になってきました。(何かを入手しようとする時、「ほしいか・ほしくないか」ではなく、常に必要性を重視しています)機材と本に埋もれる6畳一間に本気で置こうかと、今、鍛冶屋(支柱)と相談中です。

 

 

あと、このTシャツもほしいっ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

 

 

 

 

     

 

 

 

 

      

 

 

 

 

 

個人的にはB型大好きで、誇りにすら思うんだけどな...理由は大好きな人がB型だから。(ちなみにイチローさんも好きです)

 

ではプレゼント、待ってますっ!!!!!

 

 

 

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生きようとしなければならない。死ぬことを忘れてはならない(ナポレオン

 

 

「久野は刹那的だな」 大学時代に何度かそう言われたことがあり、その時は「?」と思っていたのですが、今思うと意外と正しかったのかもしれない。

 

 

いつからか分からないけれど、「今、目の前にあるもの、当たり前にあるものは、ある時突然、一瞬にして失くなるんだ」ということを強く意識するようになりました。それがどこから来るのかわかりませんが… ムガベだってカダフィだって、永遠に続くようにも思われたのが、いきなり倒れました。

 

 

身近な人の死というのは、何万人のそれに値するのかもしれない。現に2011年と聞けば、久野家では2万人の犠牲者よりも、長兄のことを思い出す。  アフリカにいると割と亡くなった人をよく見るけれど、どんな時もそれを「遺体」として見るよう、心がけています。その向こうにいる人々のためにも。

 

 

43歳で人が病気で死ぬなんて、間違いだ。医者は、科学者は何をやってるんだ。やり場のない気持ちを抱えても、この無情な現実の中に立つしかない。

 

 

失ってから嘆いたり悲しんだりするんじゃなくて、ある時にその有り難みとか、喜びを分かち合っていきたいですね。この世には悲しみと同じくらい、 喜びや幸せがシャボン玉のように舞っているのだから。

 

 

 

本当に多くの友人がいたY君。その末席にもし僕がいられたとしたら、こんなに嬉しいことはない。今日、旅立ってしまった彼の存在を、僕は忘れない。20年前にイランに送ってくれたスポーツバッグ、これからも大切にするよ。

 

 

 

そして、無数のサイバー空間の中からこのサイトを開いてくれた皆さんの健全を、心から願っています。 元気でいなくちゃね⭐

 

 

 

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最近嬉しかったこと

エチオピアの街食堂で一人で食事をしていた時のこと。少し離れたテーブルにいる女の子(4歳くらい、お父さん付き)が僕をじっと見ている。外国人が珍しいんだろう、田舎だもんねと、軽く手を振ると、次の瞬間、開口一番、極めて明瞭な発音で、とても大きな声でくれたのが、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

          「I Love You!!」

 

 

 

 

 

 

僕は勿論、ウェイトレスさんも、他のお客さんも、お父さんも、もー大爆笑。あっはは。どこで覚えたの?そんな言葉...

 

 

「ありがとう。僕はコレコレこういう者です。とても嬉しく思います」と握手して返事しました。

 

「でもそういう大切な言葉は軽々しく言ってはダメですよ」とは、さすがに僕のアムハラ語では言えませんでした。

 

 

それにしても、愛なき世界に永く居ても、突然凄い直球を投げられると思わぬグラっと来るものだなぁ。人生最後かも。

 

 

 

20年後、素敵なお嫁さんになって下さいね。お嬢さん。

 

 

 

 

               

 

 

 

 

 

 

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back to Nairobi now

ヤサグレ人生が炸裂して色々出歩いておりましたが、やっとナイロビに戻りました。

 

幸いにも、心配した近所の友人が家賃を払っていてくれていたので、部屋は残っていました。(心の朋よ。でも毎月ちゃんと払おうよ、1万円なんだから) 秘蔵のエビが液状化していたけれど、それは想定内。

 

「もっと日常生活を大切にしなきゃ」と思うこともあるのですが、旅をしていること自体が日常となっているので、時々何が日常かもわからなくなる。夢も叶った瞬間、日常となる。だからなのか、自分の衣食住にはあまり(ほとんど)お金をかけず、もっと価値を感じることに使うよう、心がけています。それはずっと以前から同じ。

 

 

とにかく。いい写真を撮って発表していない限り遊んでいるだけなので、意識高い系・口だけ野郎脱出に向けて、精進して参ります。

 

よろしくお願いします。

 

 

I just back to Nairobi, Kenya. reachable at   info@takeshikuno.com    all the best!!

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明日、アフリカに戻ります。

 


初めての海外の旅から20年がたった。僕は一体何度、日本を離れているのだろう。戻るのか、新しい旅立ちなのか、それすらも分からない。

 

僕はまだ同じザックを使っている。この20年、世界中を周ってきたザックを。でも今の自分には感傷など微塵もなく、頭の中はやるべきことの羅列で一杯だ。心と身体は来たるべき困難に向けて全開だ。


それにしても一週間ギニアに行っているはずが、気がつくと2ヶ月近くナイロビを離れてしまい、ケニア人クライアントはややキレ気味、家賃3ヶ月滞納で大家の怒りは心頭、今頃私の荷物は空高く舞っていることでしょう。でも帰ってみたら全く知らない人が住んでたって、想像してみるとなかなか愉快だよね。アフリカ貧民街ではあるあるの話。トドメに3年ぶりの借金生活に返り咲き。

 

 

まぁそうガタガタ言いなさんなって、クノ君よ。こんなのまだまだなんだから。逆境は、超えられる可能性があるから、来てくれる。生涯アフリカで写真を撮る、撮り続けるという人生の最優先事項は、譲れないですね。

 

 


少し長すぎたけど、今回は帰国して本当に良かった。木の葉一枚くらいだけど、人として大切なことを手触りで確かめれた気がする。ツラいこともあるけどそれは生きている証な訳で、やっぱり俺は生きていたいなぁと思います。

 

 

諸刃の剣で実に結構。男の仕事のほとんどは決断なわけで、いつも・いつまでも、鋭角的な、切れ味のいい男でいたいなぁと勝手に描いています。

 

 


Leaving Japan for Ethiopia           2nd - 15th Ethiopia      after 15th  Kenya

 

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言葉は人を動かすなぁ

闘病生活中の友人に会って来ました。もう会話はできなかったけれど、「クノだよ」と言うと、ほんのわずかに手を動かして、反応してくれた。全てが報われた気がしました。

 

今回連絡をくれたのは彼の双子の弟なんだけど、僕をここまで呼び寄せた数日前の会話が面白い。

 

 

弟「また温泉行こうね」

兄「... 温泉には...行かないよ...」

弟「どうして?」

兄「ビートたけしが来るから...」

弟(は?コイツなに言ってんだ?ついにダメになったか??)

 

 

「ビートたけしが来るから...」 この言葉が3回続いたあと、気がつくと  「くのたけしが来るから」に変わったそうです。「久野が来るから、だから(大好きな)温泉には行かない」って。

 

 

呼ばれたら、来なきゃだめだよね。間に合ってよかったよ。できるのにやらない男にはなりたくないんだよね。

 

 

昨日会えて、今日も会えて...いつかまた、違った形で人は出会える。

 

 

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急遽、帰国します

まだ出張先のエチオピアにおりますが、急遽、ここから帰国することにしました。

 

脳腫瘍で闘病生活をしている大学時代の友人が、失いかけている意識の中で僕の名前を呼んでいるからです。生命が終りを迎えようとしている時に、自分の存在を確かめようとしてくれている。考えてみれば、こんなに嬉しいことはありません。ここで動けなきゃダメでしょう。

 

ケニアには11月中旬に戻ります。日本の皆様、状況的に余りお会いできないかもしれません。横浜か愛知県におります。

 

宜しくお願い申し上げます。

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